1月11日 ミリアカデイリーレポート ドル円
2017年1月11日
ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。
昨日は、引き続き11日に控えたトランプ次期大統領の記者会見を控えて調整する展開となり、ドル円は続落となりました。前月同様、115円台前半はサポートとなっています。記者会見の内容によってはさらなる下落も考えられるため、リスク管理には注意したい状況です。
<日足>
20MAは引き続き横向きでの推移に転じ、レートは20MAを下回っていることで、下落トレンドに転換する可能性があります。ボリンジャーバンドはエクスパンションとなりつつあり、下落に勢いが出つつある状況です。本日以降、日足レベルでのエントリーは、トレンドの方向がはっきりするのを待ちたい状況です。
<4時間足>
20MAは下向きでの推移となっており、下落トレンドが形成されています。ボリンジャーバンドは、上下のバンドが並行での推移となっており、下落に勢いは生じていない状況です。昨日は、20MAがレジスタンスとなり、ルール1での売りサインが点灯しました。その後の下落では安値を更新できず、115円台後半まで戻しが入っています。本日は、10MAでのレジスタンスが確認されれば、ルール2でのショートエントリーを狙いたい状況です。
ドル円、1時間足の概況です。
昨日のドル円は、東京時間前場でやや大きめの調整が入り、115円台前半まで押されたものの、後場からは買い戻され、116.30付近まで反発しました。ロンドン時間後半からNY時間にかけて再度調整が入ったものの、東京時間の安値は更新せずに切り替えしています。
テクニカル的には、20MAは下向きから横向きまで回復し、トレンドの方向がはっきりしない状況です。レートも20MAを上下にクロスする展開となっており、短期的には売買サインが発生していない状況です。ボリンジャーバンドも上下のバンドが並行となり、レンジ相場の状態です。短期的には、本日もトランプ大統領の会見までは上下に振られる展開が予想されますが、トレンドの方向がはっきりしないためエントリーサインにはつながらない可能性が高めです。短期的なエントリーは、トレンドの方向がはっきりするまで待ちたい状況です。
本日の注目経済指標:トランプ次期大統領記者会見(25:00)
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