ミリアカ・デイリーレポート

9月9日 ミリアカデイリーレポート ドル円

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ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。

昨日のドル円は、小幅に反発する展開となり、日足では3日ぶりに陽線となりました。昨日は、中曽日銀副総裁の発言でドル売りとなり、ドラギ総裁の会見でドル売りとなったものの、最終的には上昇する展開となり、ドル買い需要が強い状況が予想されます。

<日足>

20MAは横向きから上昇に転じつつあり、なんとか上昇トレンドが維持されています。昨日も20MAを割り込む場面がありましたが、すぐに切り替えしています。102円台を回復しましたが、心理的節目となっている102.50を超えられるかどうかが本日のポイントとなりそうです。

<4時間足>

20MAは下向きでの推移となっていますが、レートは20MAを上抜けており、トレンドが転換する可能性があります。昨日はロンドンFIX以降にドル買いが入り、102円台半ばまで上昇していますが、ボリンジャーバンドはスクイーズ気味での推移となっています。本日は、上昇トレンドに転じてくれば、20MAでのサポートを待って、ルール1でのロングエントリーを狙っていきたい状況です。

 

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ドル円、1時間足の概況です。

昨日のドル円は、アジア時間からNY時間中盤まで50pips程度の変動幅で小幅に揉み圧展開が継続しました。東京時間では、中曽副総裁の発言でドル売りとなりましたが、日銀のETF買いからの下支えに寄り反発しています。また、NY時間のドラギ総裁発言でややドル売りとなったものの、東京時間の安値は更新せずに切り替えし、逆に高値を更新しました。
テクニカル的には、20MAは上向きでの推移となっており、上昇トレンドが形成されています。昨日のNY時間にはバンドウォークを伴う上昇となりましたが、その後やや押し返されています。本日は、10MAでのサポートが確認されれば、ルール2でのロングエントリーを狙いたい状況です。

本日の注目経済指標:中国消費者物価指数(10:30)

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