ミリアカ・デイリーレポート

9月5日 ミリアカデイリーレポート ドル円

0905 週足日足

 

ドル円、左:週足、右:日足、の概況です。

先週は、先々週末のイエレン議長、フィッシャー副議長の早期利上げを示唆する発言からのドル買いの流れが継続し、続伸する展開となりました。金曜日の非農業部門雇用者数は予想を下回る結果となったものの、ドル売りにはならず、むしろドル買いが継続するかたちとなり、週足は大き目の陽線となりました。一時104円台に乗せる場面もあり、堅調地合いが継続しています。

<週足>

20MAは下向きで推移しており、下落トレンドが継続中です。先週の上昇は10MAがレジスタンスとはならず、20MAに迫る勢いで上昇しています。少なくとも21日のFOMCまではドルが買われる可能性がありますが、今週は20MAとの攻防がどのような結果になるかに注目です。20MAの傾きも水平まで回復しつつあり、この水準を上抜ければルール3での買いサインに、逆にレジスタンスとなればルール1での売りサインとなります。

<日足>

20MAは上向きでの推移となっており、上昇トレンドが形成されています。先週か火曜日以降にバンドウォークを伴う上昇が継続しています。ボリンジャーバンドもエクスパンションしており、強い上昇基調を示唆しています。現在の上昇の継続を獲りに行くのであれば、短い時間足でのサインを利用したい状況です。

 

0905 4時間足、1時間足
<4時間足>

20MAは上向きでの推移が続いており、上昇トレンドが継続しています。先週の金曜日は雇用統計発表直後の押しで、一時20MAを割りこむ場面がありましたが、すぐに反発して上昇トレンドに回帰しました。その後は+2σを突破しており、バンドウォークを伴う上昇に繋がる可能性があります。本日は、10MAでのサポートが確認されれば、ルール2でのロングエントリーを狙いたい状況です。

<1時間足>
20MAは上向きでの推移となっており、短期的にも上昇トレンドが形成されています。雇用統計発表直後の急落で前日の安値を下抜けましたが、その後は急反発して前日の高値を上抜け、一時104円台を回復しました。NY時間引けにかけては高値圏での揉み合いとなっています。本日は、10MAがサポートとなれば、ルール2でのロングエントリーを狙いたい状況です。

本日の注目経済指標:黒田総裁発言(11:30)

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