ミリアカ・デイリーレポート

5月23日 ミリアカデイリーレポート ドル円

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左:週足、右:日足の概況です。

先週は、株価が堅調に推移したことからドル円も比較的堅調な幕開けとなり、水曜日のFOMC議事要旨で6月利上げ説が再燃したことで、上昇の勢いが加速しました。水準としては110円台を回復し、週足では3週連続での陽線となっています。
<週足>
20MAは下向きで推移しており、下落トレンドが継続中です。先週は戻りの勢いが鮮明となり、10MAを突破しての推移となりました。日銀の政策が据え置きから発生した下落幅は、あと1円余りで全戻しとなる水準まで来ており、V字回復した場合は、さらなる上昇も想定したい展開です。
<日足>
水平で推移していた20MAは、20日に下向きに転じています。レートは20MA上で推移しており、トレンドの方向感が一致していません。ただ、あと5~6営業日後には20MAは上向きに転じることから、10MAまでの押しが入れば【ミリアカルール2】でのロングエントリーを検討したい状況です。

 
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<4時間足>
20MAは上向きでの推移が続いており、上昇トレンドが継続しています。先週金曜日は高値を更新したものの、+2σまでは到達できずに押されたため、ストキャスティクスがダイバージェンスを示現しています。このため、終値は10MA付近に位置していますが、深い押し目を付けに行く可能性も想定されるため、押し目買いは慎重にサポートを確認する必要がありそうです。

 

<1時間足>

20MAは上向きでの推移となっていますが、レートは20MA を割り込みました。また、下抜けた後は20MAがレジスタンス気味に機能しており、短期的には下落トレンドに転じる可能性があります。今週前半の展開としては、110円台を維持できるのかどうかに注目です。

 

 

本日の注目経済指標:予定なし

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