ミリアカ・デイリーレポート

3月2日 ミリアカデイリーレポート ドル円

左:日足、右:4時間足の概況です。

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昨日は、東京時間では日経平均株価が上昇し、海外時間で株価の堅調な動きは引き継がれました。
原油価格も堅調に続伸したことや、ISM製造業景況指数がポジティブな結果となったことから、リスクオフムードは後退し、ドル円も上昇する展開となりました。

<日足>
20MAは下向きでの推移となっており、下落トレンドが継続していますが、本日はレートが20MAを上抜けています。
昨日は、ISM製造業景況指数の結果が良好だったことから、ドル円の上昇幅は拡大しました。
ボリンジャーバンドはスクイーズしており、膠着した動きを示唆しています。
日足レベルでは、20MA付近がレジスタンスとなるか、上抜けて上昇するのかを確認したい状況です。

<4時間足>
20MAは上向きでの推移が継続しており、上昇トレンドが形成されています。レートも20MAを上抜けてきており、堅調な動きとなりました。
ボリンジャーバンドもエクスパンションしており、上昇に勢いがあります。
先週の高値も更新してきたことから、115円台回復があるかどうかが、次の注目ポイントです。
4時間足レベルでの新規エントリーは、10MAまでの押しを待ちたい状態です。
ドル円、1時間足の概況です。

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昨日は、朝方軟調に推移した時間帯がありましたが、東京時間以降は株価堅調な動きに連動し、ドル円は上昇しました。
ロンドン時間の序盤に押し目を付ける場面がありましたが、10MAがサポートとなり、反発しています。
その後はISM製造業景況指数が予想を上回ったことで、上昇幅が拡大し、114円台を回復してきました。
テクニカル的には、20MAは上向きに転じ、短期のトレンドは上昇に転じました。先週金曜日の高値も更新し、115円台を目指す展開となる可能性が出てきました。
本日は、米国大統領選の行方を占うスーパーチューズデイの結果が判明した後のドルの動きが不透明であり、乱高下する場面も想定しておきたいところです。

本日の注目経済指標:ADP雇用統計(22:15)、米地区連銀経済報告(28:00)

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