ミリアカ・デイリーレポート

3月11日 ミリアカデイリーレポート ドル円

左:日足、右:4時間足、の概況です。

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昨日は、東京時間では日経平均株価が比較的堅調に推移したものの、ドル円の上昇は後場から失速する流れとなりました。
ロンドン時間では、ECBの追加利下げと追加緩和政策が好感されてドル買いの展開となりましたが、ドラギ総裁の緩和終了を示唆する発言から一転してリスクオフの流れとなりました。
大きく乱高下したものの、ドル円の動きはレンジ内での推移(下限111円、上限114.50円付近)に留まりました。

<日足>
20MAは水平での推移となり、トレンドの方向感が失われています。
昨日の高値は+2σ付近で抑えられ、日足は十字線となりました。
髭は上下に長く、今後の方向感も不透明な状態です。
来週予定されている日米の金融政策発表を控えて、引き続きトレンドが発生しにくい状態となっています。

<4時間足>
20MAの傾きは緩やかに下向きとなっており、下落トレンドが形成中です。
昨日は、東京時間からECBの政策発表までは比較的堅調に推移しましたが、ドラギECB総裁の会見後からは、ドル売り円買いの展開に転換し、ドル円は112円台に突入しました。
4時間足レベルでは、ボリンジャーバンドも並行状態で、レンジ相場の様相も呈しており、新規のポジションは、トレンドの方向がはっきりするのを待ちたい展開です。

 

1時間足の概況です。

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20MAは上昇から下落に転じ、短期的なトレンドは下落に転換しました。
昨日は、東京時間では10MAでのサポートが確認され【ミリアカルール2】での買サインが、ロンドン時間の序盤では20MAがサポートとなり【ミリアカルール1】での買サインが機能しました。
その後は、ECBの政策発表とドラギ総裁の記者会見を挟んで乱高下する展開となりましたが、政策発表前の水準を大きく割り込み、112円台まで下落幅を拡大しています。
NY時間の引けにかけては113円台に戻る場面がありましたが、10MAでレジスタンスとなり、【ミリアカルール2】での売りサインが示現しました。
欧州の金融政策が発表されましたが、来週は日銀とFRBの政策発表が控えており、方向感のはっきりしない展開が予想されます。
本日の注目経済指標:発表予定なし

 

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