ミリアカ・デイリーレポート

10月4日 ミリアカデイリーレポート ドル円

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ドル円、左:日足、右:4時間足、の概況です。

今週のドル円は、下方に窓を空けての寄り付きとなりましたが、買いの勢いが強く窓はすぐに埋まっています。ボラティリティは低下気味での推移となっていますが、円を買う動きは乏しく、昨日で5日続伸となりました。ISM製造業景況指数は予想を上回ったものの、ドル買いにそれほど勢いはなく、指標発表後は小幅な上昇に留まっています。

<日足>

20MAは下向きでの推移となっており、下落トレンドが形成されていましたが、昨日の終値は20MAを上抜けており、トレンドが転換する可能性が出ています。ただ、先週金曜日の高値には届いておらず、上昇の勢いも今一つといった印象です。日足レベルでは、トレンドの転換があるのかどうか確認したいため、様子見したい状況です。

<4時間足>

20MAは上向きでの推移となっており、上昇トレンドが形成されています。昨日は、10MAをサポートとして続伸する展開となっていましたが、金曜日の高値には届かず、101.65付近がレジスタンスとなっています。本日も引き続き10MAでのサポートが確認されれば、ルール2でのロングエントリーを狙いたい状況です。

 

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ドル円、1時間足の概況です。

今週のドル円は、下方に窓を空けて寄り付き、その後すぐに窓は埋められました。東京時間では、輸入系と観測されるやや大き目の買いが入り、101.65の高値を付けましたが、東京時間後場からロンドン時間にかけてはやや失速し、101.30付近を挟む揉み合いとなりました。NY時間では、ISM製造業景況指数が予想を上回り、ドルが買われる展開となったものの、東京時間の高値付近で再度レジスタンスとなり、上昇の勢いは限定的となりました。
テクニカル的には、20MAは上向きでの推移となっており、短期的には上昇トレンドが形成されています。昨日はロンドン時間に20MAをクロスする展開となりましたが、ISM製造業景況指数発表後は20MAを上抜け、上昇トレンドが鮮明となっています。本日は、10MAでのサポートが確認されれば、ルール2でのロングエントリーを狙いたい展開ですが、101.80付近には強いレジスタンスゾーンがあるため、この水準を上抜けられるかどうかにも注目です。

本日の注目経済指標:発表予定なし

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