ミリアカ・デイリーレポート

1月16日 ミリアカデイリーレポート ドル円

0116 週足・日足

ドル円、左:週足、右:日足、の概況です。

先週のドル円はトランプ次期大統領の記者会見を通過し、ドルの調整色が強まりました。週足は陰線に転換し、大幅に下落、日足は5日連続の陰線となっています。水準も節目の115円を割り込み、114円台前半まで安値を更新しました。今週は、新大統領の就任を20日に控えており、引き続き大きな変動が発生する可能性があります。

<週足>

20MAは上向きでの推移を継続しており、上昇トレンドが継続中ですが、高値から既に4円以上下落しており、調整色が強まっています。先週は、10MAを下抜ける場面がありましたが、終値ではほぼ10MAと同水準まで戻しています。今週は、10MAでのサポートが確認されれば、ルール2でのロングエントリーを狙いたい状況です。

<日足>

20MAは下向きでの推移が継続しており、下落トレンドが形成されています。先週は、水曜日に-2σを下抜け、そのままバンドウォークを伴う下落に発展してきました。金曜日の終値は、-2σを下抜けており、下落の勢いは強めです。今週は、10MAまでの戻りがあれば、ルール2でのショートエントリーを狙いたい状況ですが、新大統領就任前ということで、様々な憶測報道に振らされる可能性があり、リスク管理はタイトに行いたい状況です。

0116 4時間足・1時間足

<4時間足>

20MAは下向きでの推移が継続しており、下落トレンドが形成されています。先週の金曜日は、米国小売売上高が予想を下回ったものの、ドル買いで反応し、一時20MAを上抜けました。115円台半ばからは買いが継続せず、指標発表前とほぼ同水準まで押し戻されました。今週も引き続き、20MAでのレジスタンスが確認されれば、ルール1でのショートエントリーを狙いたい状況です。

<1時間足>

20MAは下向きでの推移となっており、短期的にも下落トレンドが形成されています。先週の金曜日は、アジア時間でドルが買われたものの、ロンドン時間では調整し、米国小売売上高発表直後は、高値更新する場面があったものの、元の水準まで押し返されました。金曜日の終値は、-2σまで到達しており、このあとバンドウォークに発展するかどうかに注目です。本日は、10MAでのレジスタンスが確認されれば、ルール2でのショートエントリーを狙いたい状況です。

本日の注目経済指標:発表予定なし

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